Luke Vibert : Chicago, Detroit, Redruth
ARTIST / Luke Vibert
TITLE / Chicago, Detroit, Redruth
LABEL / planet mu
DATE / 2007
TITLE / Chicago, Detroit, Redruth
LABEL / planet mu
DATE / 2007
2202。以前紹介した盤"Rythm"。とにかく細かくリリースを続けるLukeさんと、それを細かく買い続けている僕。イギリスの著名なレーベルから節操なくリリースを続けるLukeさんと、それにうなずきながら喜んでいる僕。ピアノからはじまるM1の'Comfycozy'が本当に見事で、この曲を書いたときに彼は、やっぱり自分がLuke であり、Vibertであることを納得したに違いない。我ながら素晴らしいと自分で自分をほめたに違いない。良い曲だ。聴きましょう。そしてそして、タイトルが占めるシカゴ、デトロイトに並び、コーンウォールの地名が並んでいるところに、彼の強い自意識を感じる。並んだんだ、われわれは。という強い意識。もちろんわれわれ、というのが誰をさすかは明白であるが。それが省みられるには、彼らの伸びしろはまだまだ現在形であるために、もう少し後の話になるのかもしれない。といいつつ、彼らはその強烈な個性によって、地域的なムーブメントを形成していないという事実もあろうけれど。それでも、Luke Vibertを元とする彼らは、今でも参照され賞賛される、ハウスとテクノのオリジナルなものへと比肩したのだという宣言でもあるのであった。このどうしようもなく、過去の偉大なるムーブメントへと経緯を称したずぶずぶのアシッド・サウンドと、ゴリゴリとフロアをわかせにかかるビートへの意識、そして、M1のようにジャジーにそれらを解消させた手腕によって現在を解き明かして見せるLuke Vibertはいつだって期待を裏切らないでしまうのであった。しまう。ぐいぐり攻めてくるM7なんかを聴いていると本当に細胞がたぎってしまう。彼の指先が実現するリズムはどこまでも挑発的で、放たれている。素敵だ。