DJ Rolando : Vibrations
ARTIST / DJ Rolando
TITLE / Vibrations
LABEL / underground resistance
DATE / 2002
TITLE / Vibrations
LABEL / underground resistance
DATE / 2002
2201。以前紹介した盤"The Aztec Mystic Mix"。2005年に更なる進化を求めてURから去ったDJ Rolando。彼が残した貴重なミックス盤。URからは2作目。贅沢なほど詰め込まれたURの音源のほかにも、Drexciya、Will ThomasによるThe Martinan、Mark Taylor、Mike BanksによるRemote、James PenningtonによるSuburban KnightとDark Energy、Marc FloydによるChaos、Gerald MitchellによるThe Deaconといった地下の同胞たちによる怒りを乗せた電子のうねりが円盤のなかに渦巻くように封入される。破綻し、廃墟都市化したデトロイト。彼らの力はおそらく、届かなかった。もちろん、彼らの冷たい胎動が、街を活性化させるようなものでは決してなかったろうけれども、デトロイトから世界へと放たれた音楽にはそれなりの、人によっては人生を大変魅力的にする程度の力があったのだ。デトロイトという名前を冠されるまでに成熟したその電子のグルーブが、廃墟のなかを彷徨い、苦しみながら生活をする人たちを躍らせることが、出来ているのか。わかない。いつの間にかリイシューされて、入手もたやすくなった本作も、また手に入りにくい状況になるかもしれない。悲しい物語、というべきか。1時間を越える本作は、ラストに向けて、URのたぎりまくった'Final Frontier'でチルへと向かう。。。。そんな偽装。そんなことは許さんとばかりのコズミック拡散によって、精神は最後の最後まで、最後の最後まであきらめない。われわれは踊りをやめることは許されない。チルなんてないのだ。常に運動し続ける。胎動は、ダンスし、とにもかくにも、われわれは何かを見つめるのだ。何度でもよみがえるさ。デトロイトだって。