Joan Of Arc : Live In Chicago, 1999
ARTIST / Joan Of Arc
TITLE / Live In Chicago, 1999
LABEL / jade tree
DATE / 1999
TITLE / Live In Chicago, 1999
LABEL / jade tree
DATE / 1999
2227。以前紹介した盤"The Gap"。Jeremy Boyle、Tim Kinsella、Todd Matteiを中核とするバンド。「ポストロック」なるものが徐々に拡散を始めようとしていくなかにおいて、重要な役割を果した。日本盤もリリースされていて、とがった試聴機にはしっかりと平置きされていて、キッズだった僕たちもWAVEさんでその未知の音楽との対峙を通じて、何か新しい扉を開けたり閉めたりしていた。当時はタイトルからライブ盤なのかしらと思っていたけれども、一応公式3rdという。実験的、音響的、その他大勢の常套句によって、Joan Of Arcはぱっと現れて、何かしらその前にたったものたちの中核となった。しかしそれでも、やはり、Joan Of Arcは現在までへの影響という意味においては、消えていったワンオブゼムに過ぎないような気もする。彼らが勝ち得たのは、その時代の空気感、ポップスのどん詰まり、ロックスのどん詰まり、パンクスのどん詰まりのなかで、インテリジェントでいながらとがった方向性というお洒落感であった。そのさわやかさが刺さる時代だった。しかし決して彼らが、時代に取り残されているとかではなく、多くのバンドたちが風の中で散って言ったのに対し、彼らが偉いのは、現在においてなお、Joan Of Arcとして盤を作り出しているという事実である。創作ペースもさほど落とすことなく。それは彼らが歌を歌っていたから、という古典的な力が働いているのかもしれないけれども、それでもやっぱりえらい。彼らが伝説になるには、がんばりすぎているという皮肉。あるいは、この島国日本においてのみ、強力に働いているのかもしれないというマーケットの力による幻想。何が言いたいのか分からないけど、本作はとても綺麗だし、僕たちの記憶の1ページに明確に刻まれている大切な1枚なのだ。いまさら買っといて何をいっているのか。ちなみにCasey Riceがプロデっていうのも大事です。め、名盤??どう??M8とかよいけどね。