Sonic Youth + I.C.P + The Ex : In The Fishtank
ARTIST / Sonic Youth + I.C.P + The Ex
TITLE /In The Fishtank
LABEL / konkurrent
DATE / 2002
TITLE /In The Fishtank
LABEL / konkurrent
DATE / 2002
2203。地味に集めている[In The Fishtank]シリーズの9作目。盤屋で見るたびにもってたっけかな、もってなかったかなというような無駄な時間を繰り広げることがあった。無駄な時間である。いつものコンセプトどおり、Sonic Youthがツアーでオランダに訪れたときに録音された本作には、Tortoiseとも本シリーズでコラボしたアムステルダムを拠点とするThe EXからLuc Ex(ベース)と Terrie Ex(ギター)、そしてフルクサスに影響を受け1967年に結成されたオランダジャズのベテランI.C.PよりAb Baars(サックス、クラリネット)、Wolter Wierbos(トロンボーン)、Han Bannink(ドラム)が参加しています。いずれもSonic Youthの面々の希望があったのだろう。この頃のSonic Youthといえば、1999年に"Goodbye 20th Century"により明確に現代音楽への愛を明確に打ち出すとともに、それに沿ってかそらずかJim O'Rourkeとの仕事が始まった。本作でもO'Rourkeはエレクトロニクス関係によって静寂と緊張がきりきりと展開されるインプロビゼーションに花を添えている。決して引き合いに出されることは多くないけれども、僕はSonic Youthが本作で見せるような仕事が結構好きで、ご当地の、世界的に見れば結構コアなグループと仕事する感じも好きだ。日本で言えば、たとえばそれはボアダムズとかになるのだろうか。全編とにかく21世紀とは思えない冷たい熱量によって、過去を引きずりまくっている展開であって、その素敵な具合が、われわれの日々というものの本当を照らし出してくれる。これがもっとも簡素で、スピーディな、仕事である。ちなみに本作にKim Gordonは参加していません。