V.A : In Order To Dance
ARTIST / V.A
TITLE / In Order To Dance
LABEL / r & s
DATE / 2008
TITLE / In Order To Dance
LABEL / r & s
DATE / 2008
2241。ベルギーの名門テクノレーベルr & sが続けていたシリーズが、2008年に諸作のリイシューにあわせて復活しました。ちょっとした話題になったし、レコ屋でも平積み試聴の対象になる程度の1枚だった。2枚組で、Aphex Twinの'Analogue Bubblebath'から幕を明ける1枚目はそれまでのレーベルのクラシックを集めた贅沢さを発揮。そして2枚目は2008年現在のショーケース的な役割を持っているという。かつての偉大なプロデューサーたちの楽曲を、現代のプロデューサーがリミックスするという趣向みたいだ。もちろん注目は1枚目なわけで、それはそれはその道の古典にふさわしいリズムを刻んでいる。Aphexから入ったかと思ったら、M2のGolden GirlsをOrbitalが全盛期のあげっぷりでリミックスしていたり、M3はオランダのJaydeeが10分超しのトラックで勝負をしてくる。M9で再びAphex Twinが登場、'Didgeridoo'が収録されている。本編最後を締めくくるのはModel 500による名曲'I Wanna Be There'。なんともふさわしく90年代初頭のテクノ文化ってのに身体全体にまぶすことが出来るぜ。染み渡る。僕は詳しく知らないけれど、レーベル初で、90年代のフロアをわかせたであろう面々もいるんだと思う。Joey BeltranとかCJ BollandとかHuman Resourceとか。2枚目がまたいいのなんのって。クラシックへの敬意を払いつつ、現役バリバリのプロデューサーたちが今の音へとしっかりとアップデートしている。新旧折り合わせてテクノへと向き合うことができる見事な1枚に仕上がっていると思う。踊るために踊れ。