V.A : Depth Charge 4
ARTIST / V.A
TITLE / Depth Charge 4
LABEL / submerge records
DATE / __________
TITLE / Depth Charge 4
LABEL / submerge records
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1514。これまで紹介したDepth Chargeシリーズ125。We Will Never Surface。近年のUR周辺再始動にあわせてか、以前は切れていたこのコンピも再プレスされたようで、簡単に入手できるようになりました。秘境性は希薄になってしまった感じがあるかもしれませんが、より多くの人に開かれたわけですから、喜ぶべきことでしょう。あれ、浮上してんじゃね、って思っちゃうくらいです。本作でもいわゆるデトロイトテクノを世界へと媒介させていく人々が集結しており、素敵やん度数は高いです。本シリーズはリリース時期がプロダクトに記載されていないので、ネットの情報から拾ったりもするんですけど、もしかしたら時代性への解消を拒んでいるのかしらん、という推測も働きましたので空白にしておきましょうか。では簡単に参加者紹介を。Mad Mike、Burden兄弟によるOctave One、M500&3MB、Thomas Barnett、red planetの重鎮The Martian、teknotika recordsを運営するGary Martinの名義Gigi Galaxyは唯一2曲参加、Aux 88で精力的な活動を続ける両人Tommy HamiltonとWilliam SmithによるPostaronix、"Interstellar Fugitives"では変名を含めて4割の楽曲を手がけるなどUR再浮上で存在感を見せたAndre Holland、Mr. BillとSean DeasonによるユニットProject X、初期においてデトロイトテクノをラジオを通じて発信した功労者Alan Oldhamによる変名DJ T-1000、black nation recordsの設立者Jay Denhamによるvice、そしてトリはClaude YoungとRobert HoodによるユニットMissing Channelです。個人的に興味深いのはやっぱりM500と3MBのコラボでしょうか。M500はいうまでもなくModel 500の短縮形ですからJuan Atkinsですね。で3MBはというとBasic ChannelのMoritz von Oswald(もうすぐ来日!)とThe OrbのThomas Fehlmannによるユニットなんですね。エロいですよね。この辺がつながっているというのはなんだかうれしくなりますよね。デトロイトを欧州に解き放ったtresorの尽力とでもいいましょうか。あとはAndre HollanとMissing Channnelも素敵やん度数がかなり高かったです。まあデトロイトはまだまだ勉強中の身ですので。