Tarentel : From Bone To Satellite
ARTIST / Tarentel
TITLE / From Bone To Satellite
LABEL / temporary residence limited
DATE / 1999
TITLE / From Bone To Satellite
LABEL / temporary residence limited
DATE / 1999
1475。myspace。1st。面子はThe Drift(参考:1)にも所属するDanny Grody(ギター)、一応脱退しHoward Hello(参考:1)やRumah Sakit(参考:1)にも噛んだKenseth Thibideau(ベース、ギター、キーボード)、レーベルroot strataを運営するJefre Cantu-Ledesma (ギター、シンセ)、脱退したJonathan Joseph Hughes(パーカ、シンセ)。Tarentelは初めてですね。temporary residenceはいい感じでコミュニティ・レーベルですから、drac cityなんかと同じ感じで好きになれますが、個人的にいろいろごっちゃになってしまうので整理が必要です。ほぼ同時期にLサイドがHoward HelloとTarentelに言及していたので、その後Howard Helloを先に聴いてどないやねん風に失望したがゆえに、Tarentelにも僕の中で風評被害が巻き起こっていました。サンフランシスコを拠点にしたバンドが、ミレニアムになる直前に駆け込むように提出された作品だす。70分オーバーなのに全部で5曲と、最低10分という長尺の曲をそろえましておいでやす。たおやかに展開するギターの広がりで、ゆっくりと陶酔させることがもくろまれていたりもします。なのでだれるかなーと危惧しましたが、結構ぷりぷりとしたいい音を出します。M3なんかはなかなかしゃきしゃきレタスな音で素敵やん度数も高め。ミニマリスティックな構成をとっていますし、シンセによるバックアップ等々を含めて「ポストロック」的であります。これはいい盤なのではないでしょうか。