相対性理論 + 渋谷慶一郎 : アワーミュージック
ARTIST / 相対性理論 + 渋谷慶一郎
TITLE / アワーミュージック
LABEL / atak / commons /みらいrecords
DATE / 2010
TITLE / アワーミュージック
LABEL / atak / commons /みらいrecords
DATE / 2010
1650。相対性理論(参考:1)のmyspace。渋谷慶一郎(参考:1)がきわめて戦略的につばをつけた相対性理論。今、ジェイポップは必要以上に彼らにご執心だ。俺は眠い。彼らの何がそれほど面白いのか。ややはしゃぎすぎではないのか。祭り上げられることで彼らは期待にこたえることができるのか。確かにやくしまるえつこの声は与えられたものだ。そうはいっても渋谷さんのみならず、あほあほブラザーまでも(レーベル参加とはいえ)プロジェクト参加するとは!どうなってやがる混迷の時代。確かに妙なテンションでLサイドが褒めちぎった相対性理論。しかし彼はここ最近仕事で病んでいるので言っていることを単純に信じるわけには行かない。しかし僕もそこそこ精神薄弱なので、流れ流されこの盤を手に入れていたりするのだ。悪夢なのか。聴いてみた。ここにはやくしまるえつこはいても、相対性理論はいない(それは本作の構成を眺めてみればわかる)。彼らの旋律がかなり光景化している。椎名林檎がジェイポップへと再評価しなおしたともいえるネオジャパニズム歌謡をわざわざひっくり返してきた相対性理論。良い曲(良い歌詞を備えていることが絶対条件だ)は数曲だ。「四角革命」などは良い。それにしても枯渇した井戸に残った残滓にきらめきを求めるのはやめなければならないんだ。そうだろう俺たち。2009年4月に相対性理論の新譜がアナウンスされた。何たることだ。彼らにこれ以上、何ができるのだ。悲しい結末が待っているのか。これ以上Lサイドを曇らせるというのか。しかし、その大いなる一歩を踏み出すほど、彼らは今乗りに乗っており、そしてさらに乗りこなしてさえいるのかもしれない。何を?焦土と化したジェイポップを、だ。ひくぜ、俺は。マジで引く。本作は全7曲で当たり障りのないマイルドである程度の完成度が保障されている楽曲が並んでいる。なるほど、悪くない。とりを語るのはAlva Noto先生まで承知されている。あほあほブラザーの力なのか、渋谷さんの力なのかわからない。なぜ相対性理論はそちら側からも〈利用〉されるのか。これは正直、まったき謎なのである。これはいつかLサイドに聞いてみよう。とりあえず、俺は4月までに答えを出したわけだが、それでもなお、その4月を待とうと思う。革命とは常に、斬首刑を伴うから。