Storm & Stress : Under Thunder And Fluorescent Light
ARTIST / Storm & Stress
TITLE / Under Thunder And Fluorescent Light
LABEL / touch & go
DATE / 2000
TITLE / Under Thunder And Fluorescent Light
LABEL / touch & go
DATE / 2000
1651。Lサイドのレビューはこちら。言うまでもなく、われわれはこれからtouch & goの遺骨を拾うことに全力を注ぐわけだ。本作はその中でもかなり背骨に近い部分だ。いや、これは訂正が必要か。touch & goというレーベルを語る上で、本作は重要だが本質ではないから。まあそれは置くとして。ご存知のように、Storm & Stressとは、当時Don Caballeroで息巻いていたIan Williams(ギター、ボーカル)が、友人のEric Emm(ベース)とKevin Shea(参考:1)ともに結成した実験ユニットです(ちなみに本作と同年にリリースされた"American Don"でベースを弾いていたのはEric Emmでした)。そんな彼らの2ndが本作です。きわめて即興性を感じつつ、しかしそのあわやといわん危うさのなかに柔らかな構造体がぎりぎりで成立しているのがこのユニットの魅力なのかもしれない。ちなみに本作はまるっとO'Rouruke先生が録音しています。おそらく結構楽しく作業したのではないでしょうか。丁寧にミックスされているようにも感じる。レーベルとともに、埋没してしまうのはかなり惜しい1作であることは確かで、Battlesがある程度人気があるのならば、その恩恵をしっかりとこうむるべき盤だと思う。実験しているようで、妙に聴ける、素晴らしい1枚なのだ。本作以後、ユニットは活動していないが、このような意欲作をアメリカインディーの歴史にひっそりとねじ込んだ功績は大きい。