Brainiac : Bonsai Superstar
ARTIST / Brainiac
TITLE / Bonsai Superstar
LABEL / glass records
DATE / 1994
TITLE / Bonsai Superstar
LABEL / glass records
DATE / 1994
1951。myspace(ファンページ)。以前紹介した盤"Hissing Prigs In Static Couture"。製造と流通はhomesteadを扱っていたdutch east india trading、プロデはGirls Against BoysのEli Janney。touch & goと契約する以前の盤で、2ndにあたります。すでにBrainiacのサウンドはこの時点で完成しているといってもいいでしょう。この時代にしてはなかなかのはっちゃけ具合で、いかにBrainiacが特異な存在であったか分かります。この手のバンドの先達としてはDevoが引き合いにだされそうですけれども、Brainiacはその現在性を証明して見せたわけですね。電子使いが変態的と言われますけれども、それぞれの曲もかなりぶっ飛んでいて、最高です。ボーカルにまで過剰にエフェクトをかぶせ、もはやロックバンドとしての真正性を否定するまでにいたります。今は亡きTimmy Taylorのボーカルとシンセ使いによって到達した境地は、その後しっかりとtouch & goへと委譲され、確実に新時代に向けてレーベルの看板バンドとなるはずだったのに、惜しいものです。それにしてもなぜ盤にタイトルに盆栽が引き合いに出されているのでしょうか。日本が好きだったのかな。ナイーブなふりをしてるときでさえ、変態な音色をもらしてしまうという。駄目な人たちです。しかし同時に稀代の名バンドだったわけですね。