DJ Olive : Buoy
ARTIST / DJ Olive
TITLE / Buoy
LABEL / room40
DATE / 2004
TITLE / Buoy
LABEL / room40
DATE / 2004
1587。以前紹介したコラボ盤"Powerhouse Sessions "。これも結構前に買って失われていたやつ。発見しました。オーストラリア出身でニューヨークで活躍する作家Gregor AschによるDJ Oliveです。知ってる人は知っている、知らない人は知らないというすべての事物に当てはまる常套句を繰り出すことがゆるされるならば、それですべてを埋め尽くしたい。埋め尽くしたあとで、それを君たちに掘りつくして欲しい。そんな気持ちです。そんな気持ちだから、僕はすべてを肯定しようという気になった。泣きたいほど、そういう感情になった。そんな数日を日々し、そんな未来を日々することが予測される。DJ OぃヴもDJカリーブとつづられるように、すべては誤解的な意図の発現である。すべてを決めさって、僕は彼の地に旅立つことを計画し、そしていとおしい彼らに会い、そしてすべてをブーイする。そうしよう。謎のなかの一時間を超えて、すべてをブーイしよう。本作を聴いてそう思った。本作を聴くまでもなく、そう思っていた。繊細に構築されていることを、ある種の形式美として肯定したり、記述したりするとすれば、6年間の思いもそのまま継続するわけで。すべてが継続するということは喜びでもあり、心から賞賛すべき喜びであり、しかしその裏側に隠れた嫉妬でもある。2人いる、としよう。すなわち喜びと嫉妬である。僕は「次の話」を待っているけれども、その機会は訪れない。「次の話」とはなんだろうか、と問われる。それはあなたがたが僕にこれから話そうとしていることだ、と僕はいうだろう。それでいいのだろうか、と自問してみて、僕は「あ」という。それは<僕の>「次の話」として響くだろうか。分からない。申し訳ない。ただし、分からないなりにも、僕は「次の話」を準備することに決めよう。レトリックではなく、話はそれからだ。そしてこれが僕たちの共通見解であると信じている。そしてすべてをブーイしよう。