Early Day Miners : Let Us Garlands Bring

ARTIST / Early Day Miners
TITLE / Let Us Garlands Bring
LABEL / secretly canadian
DATE / 2002

1223。Ativin(参考：１２)と兄弟バンドみたいなところもあるのか。メンバの1人でこの盤ではプロデュースも行うDaniel BurtonはAtivinの1員です。レーベルが一緒ということもあるが。Early Day Minersはsecretly canadianの中でも比較的名前の流通しているバンドのひとつではないでしょうか。その基準はなんとなく僕が知っていた、ということに過ぎないのですが。スローテンポで斜のかかった音。メロウなギター。饒舌に引き伸ばされながら、よく言えばゆったりと、よくいえばだらだらと曲が展開する。Lowなどのkranky系作家に代表されるあの手の作風だ。轟音では押さず、また肌理細やかにギター、ドラム、ベースをくみあげることで均質な音場を作り出している。それを練り上げるつなぎとしてのチェロ。演奏の丁寧さなどに敬意を表する部分が大きい。各楽器の動きが比較的追いやすいので、学園祭で是非コピーして欲しい。高揚していく部分も当然あります。それにしてもどうして僕はこの手の音楽が個人的に好きでなくなったのだろうか。昔はかなり好きだったのだけれども。幾分ハードコアなどの速度はやめのスタイルへの傾倒が影響を与えている鯉もするが。多分2nd。