Low : Things We Lost In The Fire
ARTIST / Low
TITLE / Things We Lost In The Fire
LABEL / kranky
DATE / 2001
TITLE / Things We Lost In The Fire
LABEL / kranky
DATE / 2001
1119。過去の紹介した盤"One More Reason To Forget"。Lサイドによるレビューはこちら。ご存知のようにAlbiniが録音とミックスを担当。おかげで、M1の曲のドラムの音がもう勃起を喚起せずにはいない。個人的に現段階でLowというバンドはあまり好きではない。なんとなくいわゆる「スローコア」と呼ばれるようなものは今の僕には重苦しい。歌が乗ってくるとなおさらである。単なる感覚的なものであるが。もちろんLowという3人組を評価しないわけではない。むしろその名前には思い入れがあるくらいである。丁度2001年にこの盤が出たということを考えると、このあたりの時期はLRサイドともに関心は巷で「ポスト・ロック」と呼ばれている音楽にご執心の時期である。当然Lowの存在はまさしくこの盤とともにリリース年でないとしても、知る事になる。「ああLowね」。その頃はこの手の重苦しい音楽が好きだったということもあり、この盤のジャケだけはかなり目に焼きついている。というか中古盤屋でよく見た。このスタイルはしかし、ヒロイックといえばヒロイックである。かっこいいのである。ただなんとなく今は気分が乗らないだけである。暖色系のボーカルとドラム、ギターに寒色系の鍵盤が入ると一気に全体が引き締まり、その辺の音のバランスは好きかもしれない。というか結局Lowの最高傑作っていうのは、この盤であってるのか?それとも他のなのか?90年代における成果に目を向けるべきなのかもしれないな。兎にも角にも、結局Albiniの仕事をまたひとつ確認しました。