Tennis : Furlines
ARTIST / Tennis
TITLE / Furlines
LABEL / bip-hop
DATE / 2003
TITLE / Furlines
LABEL / bip-hop
DATE / 2003
992。Bengeの名義などで活動するBen EdwardsとSi-{cut}.dbの名義などで活動するDouglas BenfordによるTennisの2枚組み。やや狙いすぎの作家なきもするが、どちらもそれぞれある程度は名前も知れているし、かつ複雑なことをやるので、俗なところがよかったのかもしれない。結構よくある2枚目がリミックス仕様の盤になっていて、1枚目でみせるbip-hopのまだポピュラーに属すると考えられるクオリティはさすがといったところか。とうか2人の実力がなすところなのかもしれない。カタログナンバとしては20と21を兼ねているというのはなかなか奇妙なところだが、記念すべき20枚目を飾るのに相応しい内容となっている。リミックス参加者も綺麗どころをそろえていますので、質的にもボリューム的にも満足いくのではないでしょうか。Taylor Deupree、KPT.Michi.Gan(参考:1)、最近alien8から盤をリリースしたTim Hecker、70年代からキャリアがありDavid Lynchの映画を手がけたKim Cascone、sub rosaでおなじみScanner、Cray(参考:1)、rastor-notonの設立者のひとりKometことFrank Bretschneider(参考:1)、Paul Goughによるノイズ貴公子Pimmon、前衛ギタリストでroom40やstaubgoldなどからリリースし大友良英やJohn ZornなどとコラボするOren AmbarchiによるThe Jerker、そしてBovine Life(参考:1)などなど。着実に関係する作家たちの輪を広げながら電子の世界をじんわりと、さぐりさぐりで航海して行くbip-hop。どうか姿勢をゆるませないように。何よりもつぶれませんように。