Justin Timberlake : The 20/20 Experience - The Complete Experience
ARTIST / Justin Timberlake
TITLE / The 20/20 Experience - The Complete Experience
LABEL / rca
DATE / 2013
TITLE / The 20/20 Experience - The Complete Experience
LABEL / rca
DATE / 2013
2257。以前紹介した盤"Justified"。これが、アメリカのポップスターの本気だ、という仕上がり。良くぞここまでという感慨なしには聴けないのである。本作に収録されている、Jay-Zを呼び寄せて解き放ったM2'Suit & Tie'を聴いたときに、コリャすげえやと思った。これが最新のトラックで、最新の構成で、最新の男前だと。Timberlakeのボーカルも最高だ。完璧の1曲だと思った。超絶に踊れる曲であり、超絶にしっとりと落とし込む1曲であると。抜きまで完璧で、もうただのお手本だったと思う。そこまで感動し、収録されたらアルバムは買わざるを得ないだろうなと思いつつ、長々と放置しているあたりが、もうリスナーとしてインポなんだと思う。いまさらかよという。そんな3rdがずっとあったわけで、手に入れるなら、ということで、なんか豪華そうで、コンプリートなやつを買いました。"The 20/20 Experience"はクリエイティビティが爆発してしまったようで、2部作となり、それを完全版ということで収録しているという。つまり、3rdと4thを遅ればせながら、同時に聴いておこうという。そりゃあ、7年もたまってたら2部作になるわな。2ndが出たのが2006年だから。それだけ待たせて、きちんとぶっちぎるっていうのが、やっぱり色男なのだと思う。スターなのだと思う。イケメンなのだと思う。それも、どうも20日間で20曲作るっていうコンセプトだったらしい。嘘付けよっ。ただのぶっちぎりの天才かよ。それを2部作で10曲づつ出しますよーというのがJustinの切れ切れの2013年のプロジェクトだったおいうわけ。俳優なのに調子こいてるよね。もうみんな音楽やめちゃうよね。正確には、2枚目には12曲入ってるので、コンセプト破りなわけだけど。つまり余力があったという。こき過ぎですよね。調子。共同プロデにはもちろん盟友Timbalandの名前が。抜かりは、ない。調子こいててもぬかりがないからしょうがない。結婚もし、ブリちゃんとの過去を除けば(当時のブリちゃんは最高だったわけだが)、もうJustin Timberlakeを超える男は、人類において現れないんじゃないかなぁと誇大妄想を抱くことも、なんら不思議ではない。やっぱり国土の差なのかなぁ。日本にはTimberlakeほど才能に裏打ちされた集金力と自己プロデュース力と、無双っぷりを発揮できるタレントってのは誕生しないのか。日本でいうキムタクだよっていわれたら、もうキムタクのシナプスが180度違う接続したって、そのぶっちぎり感は太刀打ちできないだろうしなぁ。若さも違うし。Timberlake、まだ33歳だぜ。ひゃええええ。所謂、R&Bなるジャンルについて、僕は明るくないけれども、それなら歴史も何もかも吹っ飛ばして本作をこすり続ければしばらくは大丈夫なんじゃなかろうか。もうトラックが異常です。異常です。異常です。ここまでむちゃくちゃな展開を最高のポップスへ纏め上げる。異常です。何の違和感もなく。これが、メジャーに求められる完成度100の作品というやつです。予断を抱かせない。異常です。まじ勘弁。傑作。2枚目にはDrakeも登場するよ!で、2014年は何をしていたんですか?これからどうするんですか。