The Mothers : Fillmore East - June 1971
ARTIST / The Mothers
TITLE /Fillmore East - June 1971
LABEL / bizarre
DATE / 1971
TITLE /Fillmore East - June 1971
LABEL / bizarre
DATE / 1971
[37-71]。ライブアルバムなのか、ライブっぽさをコンセプトにしたアルバムなのか。明確に日付などが記載されていないから、多分後者なのだと思う。収録曲は録りおろしってわけではなく、それまでリリースされた盤からチョイスされている。全曲M1からThe Mothersっぽいこってりとした楽団チックなテンションの高い演奏を聞かせてくれる。その後は、何をしゃべってるのか分からんけど、どうもコントちっくな会話劇が展開されている模様。ブルースに乗せて。爆笑ものなのかもしれない。これほどの演奏力がありながらも、茶目っ気を忘れることなく、バカなことをやってしまう。きっつーい下ネタとその他もろもろのリスナーには分からないローカルな話。その計算された道化っぷりは、もはや英知を隠しきれていないことがかわいさにすら転じている。スリーブにはザッパ先生の率直な言葉が載っている。いわく'Don't forget to vote'。政治的メッセージが強い1枚なのかもしれません。ボーカルに、新たに元The TurtlesのHoward KaylanとMark VolmanによるデュオFlo & Eddieを取り込むことに成功。M8の'Happy Together'はThe Turtlesのカバーですね。Zappaのレパートリーのなかで紛れ込まされると、いかにZappa先生のこねくりまわした楽曲ってのが、異質であるか気付かされる。M10には"Hot Rats"で初演された'Peaches en Regalia'の楽団バージョンを収録。楽しそうで何よりです。ラストの'Tears Began To Fall'ってのもご機嫌です。Zappa先生のなかでも、結構バランスの1枚なのかもしれないです。中途半端とネガティブにとらえることもできるから、これをはじめに聴くってのはやっぱ違うと思う。