Pedro : Fear & Resilience - Remix & Additional Production
ARTIST / Pedro
TITLE / Fear & Resilience - Remix & Additional Production
LABEL / melodic
DATE /2004
TITLE / Fear & Resilience - Remix & Additional Production
LABEL / melodic
DATE /2004
2032。以前紹介した盤"S/T"。いまさらPedroかよと。俺もそう思う。過去にとらわれているから致し方ない。1stに収録されていた'Fear & Resilience'をいろんな人がリミックスしたEPです。といっても、ラストでFour Tetが20分を超えてバカみたいに長くやってるので、全7曲で40分を超えます。めんどくさいです。2006年には、1stとセットでmushからリリースされた模様。参加しているのは もはやどこにでも顔をだすPrefuse 73、Gareth GoddardというカタによるCherrystones、Brian Joseph BurtonによるDanger Mouse、 KoushikとPadraic Mcguireという2人によるユニットHome Skillet、そしてFour Tetです。有名どころも、そうでないとろこも織り込んで、さらに自分自身による再解釈もぶち込んでの解釈合戦に、みんなどきどきです。ほんとうに同じ曲なのでしょうかというぐらいにスクラップ&ビルドをやってしまうので、疑心暗鬼です。もう誰も信じられません。愛を加えることだけを信じたいのです。それだけです。ここに愛はあるのでしょうか。ぐちゃぐちゃにしてしまうことに、愛はあるのでしょうか。集まってきたヒップホップ系のビート遊び集団による一種の暴挙に対して、PedroことJames Rutledgeはなにも言葉が出てこないのではないでしょうか。後悔とは、かつてそこに愛があった証拠、と宮崎あおい演じる、役名もわからない子持ちの女性は言いました。なるほどと思います。後悔の哲学、という単語を携帯のメールアドレスにしている女性もいました。後悔し続けています。前を見つめることなく、後悔し続けている。For Tetはなんでこんなにがんばって緊張感あるインプロっぽい仕上げにしたんだろう、と一瞬スピーカーに耳を傾ける余裕さえなく、後悔し続けている。