Lars Horntveth : Pooka
ARTIST / Lars Horntveth
TITLE / Pooka
LABEL / smalltown supersound
DATE / 2004
TITLE / Pooka
LABEL / smalltown supersound
DATE / 2004
2019。myspace。Jaga Jazzistのイケメン担当ことLars Horntvethによるソロ1st。イケメンだったかは覚えてない。Jaga Jazzistのライブは本当に素晴らしいもので、機会があれば、かわいい女の子を誘って見に行きたいと考えている程度のものである。その程度のものだ。本作は1人で何役も来ないながら、生楽器の応援で武装しながらな、フォークトロニカ的アプローチでもってのよろしくである。粒の立ち方はさすがである。自分が得意とするクラリネットやらサックスも要所要所にばらまきながら、トータルでのまとまりを演出している。演奏勝負ではないとはいえ、構成上の高揚感などはJaga Jazzistのそれに通じる。多分Larsさんがバンドの頭脳なのだろうとうかがわせる内容である。smalltown supersoundだし、演奏家のソロということは前衛寄りかと邪推したけど、ここまでポップスを鳴らされるとちょっと予想外で、ハードルもだだ下がりだから採点が甘く決まってしまいそうだ。必要以上に良いと思ってしまう。8年前にリリースされた本作。Lars Horntvethは1980年生まれ。24歳あたりである。そんな若造が8人ものストリングスを操るとともに、その他の楽器はほとんど自分で演奏し、そして、見事な構成でもって、見事な音像を並び立てている。それだけでも賞賛以外何のとりえもないどうしようもない最低の1枚にならないわけはないのである。どうしようもないな。