Sonic Youth : The Destroyed Room: B-Sides And Rarities
ARTIST / Sonic Youth
TITLE / The Destroyed Room: B-Sides And Rarities
LABEL / geffen
DATE / 2006
TITLE / The Destroyed Room: B-Sides And Rarities
LABEL / geffen
DATE / 2006
1859。おそらく契約枚数を消化するために出されたのであろう音源集です。その後Sonic Youthはmadadorと契約し、メジャーからマイナーへと自ら望んで沈んできましたとさ。ジャケとタイトルはもちろんJeff Wallの1978年の処女作に由来。美術が好きなアートスクール上がりのメンバーたち、といかKim Gordon。本作の贅沢トラックはM11の'Diamond Sea'で26分弱。ショートバージョン(といっても20分弱)が"Washing Machine "に収録されている。もっとも古い音源はM3で1994。後はまばらに詰め込まれている感じ。11曲中7曲にO'Rourkeがからんでいることからも分かるように、比較的直近の音源を詰め込んでいるのでした。Sonic Youthが好きな人ならばたんまりと満足できる1枚である。アーティスティックで、優しい。それを突き破る情熱がある。それを覆い隠すインテリジェンスがある。それを食いつぶす粗雑さがある。それを整い挙げるバランスがある。Sonic Youthの何が好きかって、すべてだろう。ギターがロックというものを背負ってしまって以来、その独自の音をへろへろになりながら鳴らしているバンドをほかに知らないともいえる。僕は30代、40代、50代その他になったとして、Sonic Youthがどのような位置づけを与えられるかはしらないけれど、僕にとって、ザ・「ロック・バンド」は彼らだけであるし、それを常に現在形でもって、語らないといけないと思っている。