Guru : Jazzmatazz Vol.1
ARTIST / Guru
TITLE / Jazzmatazz Vol.1
LABEL / chrysalis
DATE / 1993
TITLE / Jazzmatazz Vol.1
LABEL / chrysalis
DATE / 1993
1782。ヒップホップ名盤探訪シリーズ。2010年に48歳でこの世を去ったGuru。Gang Starr(参考)のメンバとして歴史を飾ったMCだった。そんな彼が残したソロ意欲作。いわゆる「」ジャズ・ヒップホップ」なるものを代表する1枚となっている。その名前の根拠は、Art Blakeyとの仕事でおなじみのDonald Byrdら有名なジャズプレイヤーがライブで生楽器を演奏しているからと思われる(ほかにはLonnie Liston Smith、Branford Marsalis、Ronny Jordan、Roy Ayersといった面々。知らんけど)。ちなみにジャケ写もArt Blakeyの"A Night Bird Land Vol.1"をなぞったものといわれています。ボーカルゲストも冴え渡り、何よりもヒップでホップなうねりを獲得している。僕がヒップホップで第一にアプローチしたかったのが、実は本作だった。というのは、なんとなくお洒落感を演出できるのでは、と考えたから。今でも、通称でいうところのギャングスタ系は敬遠しているし、社会ぶった切りなリリックも少々辟易してしまう。カルチャとしてのヒップホップは興味深いけれど、それは音楽とは切り離された部分が強調されてしまう傾向にある。その点、ジャズに寄せることで、批判もあるだろうけれども、違う門戸を開いてくれた本作なんかは、リープとしてヒップホップに接近する人間がもっと声高にその良さをさけばなければならん。本作は最高だ。だって大人で、お洒落だから。