Sonic Youth : The Eternal
ARTIST /Sonic Youth
TITLE / The Eternal
LABEL /matador
DATE / 2009
TITLE / The Eternal
LABEL /matador
DATE / 2009
1743。以前紹介した盤"Rather Ripped"。16thくらい。レーベルをインディーmatadorに移し、ベースに元PavementのMark Iboldを導入。結成、30年近くして、新たなるステージを模索し始めたわれらがSonic Youth。彼らの思考は、現代アートと接近しすぎているがゆえに、その辺の美学者にはもはや理解できないのはしょうがない。彼らの次なるアプローチが何かをベットするなんて愚考は誰にもできない。次の話をし続ける巨人たちに、とりあえず乾杯しつつ、本作の話をしよう。M1を聴けば分かるように、彼らがかつてインディーで作っていたサウンドに戻っているように聞こえる。レビューを見れば、時期的には"Evol""Sister""Daydream Nation"という黄金期が措定されている。なるほど。これにより、本作は、O'Rourkeによる「j観念的な」アプローチを抜け出し、「パッション」やら「肉体性」やら「騒々しいロック」やらを取り戻したという。それが、メジャーによる「閉塞感」からの「開放感」として肯定される。なるほど。一方で、「O'Rourke路線」なるものがあるとして、それを愛するものたちからは本作は「つまらない」ものだとして切り捨てられる。正直、どうでも良いし、どちらも間違ってるし、どちらも正しいけれど、俺たちは、朝に野菜ジュースを飲んでGurskyを鑑賞し、昼にフィレオフィッシュとポテトを食べて夏目漱石を読み、夜にダイエットコーラと煙草を掛け合わせながらテレビを見て、寝る前にはコントレックスで口を濯ぎつつ夜景を眺めながら、考えなければならない。Sonic Youthは、いつだってポップスターだし、いつだってエクスペリメンタリストだってことを。オーケー。愛してる。