Stilluppsteypa : Untitled

ARTIST / Stilluppsteypa
TITLE / Untitled
LABEL / atak
DATE / 2004

1597。myspace。以前紹介した盤"Interferences Are Often Requested: Reverse Tendency As Parts "。ritornellやkorm plasticやmeme、あるいは今年2009年にはeditions megoからリリースがあるという実験電子の分野ではなかなか優等生ぶりを発揮しているユニットですね。Mort Aux Vachesシリーズにもきっちり参与しているし。全然知らないけれども、やっぱりその分野においてはかなり有名どころとなるのでしょうかね。現在はSigtryggur Berg SigmarssonさんとHelgi Thorssonさんによる2人組みみたいです。スタイルとしてはよくある重ねられた断片電子(一連のまとまりはある)が刻まれていくものが主体と鳴りつつ、M5見たいに高音で旋律気味に響かされたフレーズによって綺麗に聞こえる曲もあったり。フィールドレコーディングっぽいのもあるし。ハーシュノイズもある。何でも来いなんでしょうね。あるいはそれほど真剣に1枚の盤として仕上げようとしていないか。タイトルもatakはuntitledが多いことを踏まえれば、何でも良いのだろうな、と捉えられるのかもしれない。ちなみにM7とM8はThe Hafler TrioのAndrew McKenzieに、M13は同郷であるアイスランドの音楽家Vindva Meiに捧げられています。個々の楽曲のレベルは、さすが求められるだけはあって素晴らしいものがあると思います。