Patrick Phelan : Songs Of Patrick Phelan
ARTIST / Patrick Phelan
TITLE / Songs Of Patrick Phelan
LABEL / jagjaguwar
DATE / 2000
TITLE / Songs Of Patrick Phelan
LABEL / jagjaguwar
DATE / 2000
1488。myspace。1stです。jagjaguwarにSouthというバンドがあるらしいのですが、そのメンバの1人です。イギリスのSouthではないです。基本的に弾き語りで処理するSSWですが、Drunk(参考:1)のメンバであるJ.T. Yost(ピアノ)とVia Nuon(ヴァイオリン)とかがちょこちょこっと参加しています。聴いているとすぐにわかります。この爪弾き感、声の重ね具合、Elliott Smith・・・?(あるいはギターの澄んだ音などを鑑みるとSea & Cakeか?)しかし同じことをしてもしょうがないので、ほとんど違うといえば違いますが。どうも爪弾きギターも反復を多様しており、それほどメロディックにつむぐ気がないようなんですね。そこがもどかしい。お、Elliott展開クルーと期待するとすわっと逃げてしまう。ともすればいらいらする。なんでそこで展開せえへんねん、と。しかしこのようにいらいらするのは個人的な問題なのであってPatrickさんには何のもんだいもありません。本作は非常に僕の枯渇した歌モノゲージをチャージしてくれるに十全な内容を持っています。正直言ってかなりいいです。聴けば聴くほど中途半端なElliott Smithに思えてきますけど。音の澄み方をあわせると結構新しいようにも思います。こういう盤を聴くとまだまだ世の中捨てたもんでなーだなーと思えてくるのですよ。で、最近この手の歌モノな喜びを与えてくれるのはいまや共同オフィスのjagjaguwarとsecretly canadianなんですよね。あー。2ndはもう少し派手みたいですね。欲しいですね。