Drunk : A Derby Spiritual
ARTIST / Drunk
TITLE / A Derby Spiritual
LABEL / jagjaguwar
DATE / 1996
TITLE / A Derby Spiritual
LABEL / jagjaguwar
DATE / 1996
1453。jagjaguwarの最初期リリースですね。カタ番はjag02です。多分Drunkの1st。メンバは現Spokane(参考:1)のメンバーRick Alverson(ボーカル)、Bevel(参考:1)ことVia Nuon(ギター)、J.T. Yost (アコーディオン)、Russell Cook (ドラム)。うら悲しいです。それ以上いえないです。初期のjagjaguwarのイメージとでもいおうか。昔も僕はいわゆるサッド・コアと呼ばれるものを偏愛したのですが(名前忘れたけどあれとかあれとか)。しかしながら、もはや音楽にまでけだるさを求めると生きていけないのでありますから、今ではもはやノンなのでございますです。本作はドラムこそ浅めですけれども、アコーディオンやらが作り出す絶妙な通低音が見事に曲を低くドラマチックにしている。M4なんてかなりよいです。メロウさが半端じゃないです。今ではなかなかはやらなかくなった感じもありますが、このようなスタイルに今でも(おそらく)真摯に取り組むdrag cityなどのレーベルもあります。90年代の一側面でもあるわけですけど。破壊後に来る荒涼としいた焼け野原で、とりあえず音を出そう、昔を思い出そう、今の悲しさを声に出そう。そういう背景だった気がするんです。決して悲しさだけではないですが、どうしてもうら悲しさが先行してる気がする。てか聴かせる曲多いなおい。本気やんか。名作作ろうとしてるやんか。しかも成功してるやんか。いい盤じゃないか。買ってもいいと思うよ。