Manishevitz : Grammar Bell And The All Fall Down
ARTIST / Manishevitz
TITLE / Grammar Bell And The All Fall Down
LABEL / jagjaguwar
DATE / 1999
TITLE / Grammar Bell And The All Fall Down
LABEL / jagjaguwar
DATE / 1999
1468。以前紹介した盤"Rollover"。本作は1stです。2ndを聴いて久しぶりにいい盤に出会ったと感激し、2008年の上半期ベストにも選出したManishevitz。彼らはもともとその根拠地をヴァージニアにおいていて、本作はそこで制作されたのですが、僕が感動した2ndはシカゴにおいて愛されぶりを発揮して制作されており、かなり性質が異なるようです。本作はAdam Busche(ボーカル、ギター)とVia Nuon(リードギター)という中心メンバに加え、Bryan Hoffa(ベース)とTrue Love AlwaysというギタポバンドのMatt Datesman(ドラム)が参加して制作されています。ゆえに2ndほど込み入ったサウンドメイキングはなされていないように感じる。あれと比べるとプリミティブとさえいえる構成かもしれない。それは言いすぎか。やはり2ndが強烈過ぎて、本作をちょろっと聴いていると、ぬー結構普通かも、と思ってしまう。もちろん曲はそれぞれ軽味があって、1stにしてはかなり醸成しているわけで、よい曲書きがいる証拠なわけですけども。2007年の4thではcatbird recordsというところからのリリースで、myspace聴く限りでは趣も変わっていますので、ここは3rdを早々に手に入れてもう少しManishevitzに迫ってみたいと思います。おそらく将来に、「本作はManishevitzのヴァージニア時代のもので」云々と語られることになると考えています。いいSSWは愛されなわけですけど、現在の僕にとっても、何者にも変えがたい存在なわけです。