Die Kreuzen : Internal
ARTIST / Die Kreuzen
TITLE / Internal
LABEL / touch & go
DATE / 1993
TITLE / Internal
LABEL / touch & go
DATE / 1993
1467。myspace。普通では手に入らないプロモオンリー盤を手に入れました。7"の'Pink Flag'をのぞいて、touch & goからリリースされた音源を満遍なく収録。あとは4つのインタビューが挿入されています。プロデュースは基本的にButch Vig。Keith Brammer(ベース)、Erik Tunison(ドラム)、Herman Egeness(ギター)、Dan Kubinski(ボーカル)という布陣。バンド名からドイツ産のように感じますが、ミルウォーキー出身です。1981年に結成され1992年に解散するまで、生粋のtouch & goバンドでした。1984年に1stが発売されています。レーベル初期を代表するバンドだったわけですよ。DanさんとKeithさんは同時並行でBoy Dirt Carというインダストリアルバンドにも参加してました。さらにKeithさんは90年あたりからAlbini先生プロデュースによるWreckへ移行します。Die Kreuzenはやはりグランジ的な動向を準備したバンドのひとつとして重要なわけで(まあ根拠地がシアトルではなくシカゴですけど)、音はそれほどささくれだっていませんけど、ハードロックに近い流動性とリフを備えた曲を作っていたことがわかります。ノイズへの耽溺はそれほど見られません。当然おかれている状況が勃興するUSハードコアの只中ですから、少なからず影響もあったと思います。にしてもメロウでしっかりと聴かせてくれます。いいバンドだったんでしょうなのなー。本作は中古屋を探訪しないと見つからないかもしれませんので、他のオリジナル盤をどうぞ。