Pinetop Seven : Rigging The Top Lights

ARTIST / Pinetop Seven
TITLE / Rigging The Top Lights
LABEL / truck stop(atavistic)
DATE / 1998

1356。糞っ。同じ盤2枚買ってた。07年の9月と12月に。この悲しさ。買ってから放置する期間が長いとこういう事態になる。すべて俺が悪いのだが。さてPinetop Sevenは1996年に結成以来、緩やかな形態をとりながら展開しているユニットらしい。いかにもシカゴらしいミュージシャン交流の結果といえるでしょう。本作ではDarren Richard、Charles Kim、Ryan Hembreyという名前がクレジットされている。中心となるのはSSWであるDarren Richardです。truck stopにしてはそれほどこった作りではなく、ボーカルが強く主張されたカントリー色の強いものとなっている。三拍子が多い、というわけではないが。しかし牧歌的様相を呈してはいない。かなり90年代以降のロックの成果を練りこんでいるということがわかる。ギターやドラムの無骨さがそこに現れている。叙情的なメロディが横たわりながら、ねっとりと展開していく音楽に対して、僕はそれほどコミットしたい欲望をそそられない。なんとなくRadioheadを想起する瞬間が随所にあるので、それはそれで現代的というべきなのだろう。音の作りがまったく違うが、湧き上がる感性としての旋律が近いのかもしれない。大体同時代であることを考えると、にまにましてしまう。おそらく影響関係などはないだろうが。まあ、2枚買うほど入れ込みたくはないところですね。糞っ。良い内容なんだが出会い方が悪かったよ。誰か1枚買ってくれ。