Silverfish : Cockeye
ARTIST / Silverfish
TITLE / Cockeye
LABEL / touch & go
DATE / 1989
TITLE / Cockeye
LABEL / touch & go
DATE / 1989
1212。以前紹介した盤"Fat Axl"。マザーファッカー!!!という怒号から始まる1枚。この盤はwiiija recordsからリリースされた2枚のepに、コンピに収録されていた1曲を追加した初期音源集でセルフ・プロデース。creation recordsとtouch and goをつなぐにわかに信じられないバンドであると以前述べたが、この盤でもやってることはtouch and goよりの粗野でとんがった音と叫びである。ハードコアが先鋭になってきた時期に、それほど速度を求める未来派ではないが、同様に歪み同様に重く行きたかった諸氏の成果である。Lesley Rankine女史による放送コードを全く気にしない言葉たちは美しく、パンクをパンクたら占めている。パンクは女性のものである、と誰かがいった。そのひとつの潮流のひとつとしてSilverfishは参照されるに違いない。以前紹介した1stよりも個人的にしっくる衝動がある。いくら下品でもいい、とんがってさえいれば。いくら下手でもいい、かっこよければ。