Bang On A Can : Industry
ARTIST / Bang On A Can
TITLE / Industry
LABEL / sony classical
DATE / 1995
TITLE / Industry
LABEL / sony classical
DATE / 1995
1154。以前紹介した盤"Renegade Heaven"。以外にもメジャーどころからリリースをしていたようです。おそらくall-starsとしては1stにあたる。Evan Ziporyn(サックス)、Robert Black(ベース)、Steven Schick(パーカッション)、Lisa Moore(キーボード)、Mark Stewart(ギター)、Maya Beiser(チェロ)という人力6人体制で展開されるミニマル・ミュージック。1stだから一応新時代の幕開けということだろうか。もちろんこの6人はプレイヤーであって、作曲はしていない。アレンジはしているのだろうか。チェロが参加するとなんとなく奇妙な感覚に襲われるのは僕だけでしょうか。あまりない気がするので。作曲家はJulia Wolfe(M1)、オランダで著明な作曲家Louis Andriessen(M2M4)、David Lang(M3)、Michael Gordon(M5)である。WolfeさんとLangさんは続くBrian Enoカバー盤でアレンジを担当しているので身内か。この盤は、先述した盤よりも楽曲があるていどシリアスなチョイスといえるのかもしれない。しかしそれだけに個人的にかもしれないけれども、やや面白みにかける部分があることはいなめない。アンサンブルとしての技術は当然高いわけで、信頼もされていることだろう。それならば、いい意味でおふざけの再現性へと滑り込んだほうが笑えるといえば笑える。最近気になっているのは同じよなポジションにあるThe Kronos Quartetの存在である。あるいはこの手の集団は僕が知らないだけで有名どころももっとたくさんいるのかもしれない。何にいろ、Bang On A Canに興味があるかたはぜひBrian Eno人力カバー盤を手にとって感想を聞かせてください。