The Band Of Blacky Ranchette : Still Lookin' Good To Me
ARTIST / The Band Of Blacky Ranchette
TITLE / Still Lookin' Good To Me
LABEL / thrill jockey
DATE / 2003
TITLE / Still Lookin' Good To Me
LABEL / thrill jockey
DATE / 2003
Giant SandのHowe GelbとRainer Ptacekというかたによるユニット、カントリーを中心にやっております、もちろんGelbの関係者も多く参加しています、元Giant Sandで現在はCalexicoのJohn Convertinoもその一人、GrandaddyのJason Lytleが全面的に参加しているM7や、LambchopのKurt Wagnerがボーカル参加しているM9、Cat PowerことChan Marshall がボーカル参加しているM13などなだらかな交流関係も浮き彫りになって行きます、それにしてもHowe Gelb周辺はこのようなアプローチをとるのが好きな気がするのは気のせいか、Calexicoもその傾向が混じってるし、カントリー一直線であるとちょっと差異化が僕のなかで難しいのですけれども、この盤は結構ちょろちょろと小気味良さを披露してくれるので気に入りました、たとえばM5では鍵盤系が気持ちよくフレーズを挿入しています、このフレーズの音階展開はどうもSean Lennonの最近の曲で採用されていたものと同じ感じがします、もちろんこちらのほうが早いですが、Chan Marshallをはじめとしてデュエットしているかのように男性と女性が歌いあう曲も多く、アコギのむき出しな音によって非常によい雰囲気を作り上げています、かなり捻っているカントリーというのは素晴らしい味付けになるようだ、ところで僕はカントリーってつかってますけれども純粋音楽的な定義を知っているわけではありませんのであしからず、もしかしたらこの盤はカントリーでなくてテクノなのかもしれません、どうでもいいちゃどうでもいい