Schema : S/T
ARTIST / Schema
TITLE / S/T
LABEL / 5 rue christine
DATE / 2000
TITLE / S/T
LABEL / 5 rue christine
DATE / 2000
今は亡き元stereolabのマルチ楽器奏者Mary HansenとシアトルのHovercraftによるコラボ、シカゴ界隈でも人気のあったMary Hansenさんが亡くなったときには結構な話題になりました、おそらく'Sound-Dust'が彼女が参加した最後のStereolabの盤ではなかったか、今後のStereolabは大丈夫だろうか云々、このことを鮮明に覚えていたのはこれ以後Stereolabの盤をリアルタイムで追わなくなってしまったからです、彼女の死が原因というわけではなく、ただなんとなくStereolabの新譜情報に疎くなってしまいました、BrokebackやMouse On Marsの盤へのゲスト参加など、いろいろな作品で彼女の声を聴く事ができました、残念ですね、一方Hovercraftですが、3人組でして、Pearl JamのEddie Vedderの奥さんのSadieさんが中心となっているという話です、ぽっとPearl Jamとか出てくるとドキッとするね、ギターその他にもやや性急なサイケデリック感を帯びており、宇宙志向であることが読み取れます、Eddie自身も参加してるとかしてないとかのユニットらしいが、おそらくこの盤にはいないのではないか、フィードバックの波におぼれるもよし、妙に前景に浮き出している端整なドラムの小気味よさに肩を震わせるもよし、全体的に浮きまくった浮遊感漂うStereolabボーカルに眉をしかめるもよし、楽しみかたは色々あると思うが、音楽的に5 rue christineで何も否定するところがないけれども、なんとなく勝手な思い入れが増加するというのはなかなか困った1枚である、全5曲で36分、楽しませてもらえます、それほどノイズにまみれているわけでもなく非常に聴きやすいです