The Lofty Pillars : Amsterdam
ARTIST / The Lofty Pillars
TITLE / Amsterdam
LABEL / truckstop
DATE / 2001
TITLE / Amsterdam
LABEL / truckstop
DATE / 2001
Califoneの盤に参加したりしているWill Hendricks、Bevelの盤(参考:1)などjagjaguwar関係の盤などに参加しているMichael Krassner、O'Rourkeの"Eureka"などシカゴ関係の盤でよくチェロを弾いているFred Lonberg-Holmという3名からなるThe Lofty Pillars、シカゴで行われる様々な盤に駆り出される人々が集まって結成されていると考えてよいだろう、彼らも知名度は現在のシカゴ・シーンの表舞台で露出しているものにはかなわないかもしれないがしっかりとシカゴを支えているのである、そんな彼らの1stがいまだにatavisticとの関係の謎が解けないtruckstopより、言ってしまえば過剰な良心を宿しているとでも言うべき標準的な楽器編成をもった穏やかな歌もの、ストリングス関係がその滑らかさに拍車をかける、カントリー的響きを持っているという点では、彼らと少なからず関係のあるjagjagwarのある傾向の盤やSongs: OhiaやWill Oldhamといったやや低めに影を持っている人々と親和性は高いかもしれない、このすさんだブログにおいては一縷の希望を提供するかのよなのびやかさとバランスのよいメロディによって心が浄化される思いです、こちらに適切に響いてくるコード感などが聴覚をすり抜けていきます、癖がなさ過ぎるというのも問題なのかも知れないけれども、完成度は高いので欠点をつける必要はまったくありません、最終的には好きで聴くかどうかに帰着するでしょう、ビジョンが明確で迷いがなく、どうすれば自分たちのしたいことができるかが完璧に実行されているように感じる、もちろんその意味では想像できないような奇跡というものは起きないので、名盤という境地には達しないのかもしれない、しかし安心できるよい盤でしょう