Black Mountain : S/T
ARTIST / Black Mountain
TITLE / S/T
LABEL / jagjaguwar
DATE / 2005
TITLE / S/T
LABEL / jagjaguwar
DATE / 2005
じつはjagjaguwarはsecretly canadianと同じオフィスで運営されているらしく、仲良しレーベルのようだ、今もそうかはしらないけれども、確かにどちらのレーベルもUSインディーにおいて独自のアプローチをしている気がする、変り種のラインナップとともに、歌ものを取り揃えているという点も注目される、そんなjagjaguwarの歌もの部門(そのようなものがあるかは知らんが)の一角をになうのがこのBlack Mountainである、といってもSSWタイプではなくバンドである、しかも結構どかどかしているために、しっとり歌い上げるという歌ものという語感は正しくないのかもしれない、1stであるが、Steve McBeanを中心にJerk With Bomb、Pink Mountaintopsといつバンドが結成されており、それらの活動を踏まえると6枚目の盤となる、これらのバンドは彼らのホームページで同列として扱われているのでこのように考えてもよいだろう、女性も混じった無骨なバンドであり、ソリッドさに対する意識がなく、Albiniが扱うバンドとは録りかたの違いが顕著に感じられるけれども、ときどき見せるドラムのざくざく感は近いように思われる、少しアッパーな志向性もありがなら、ロック・プロパーな(それがどのようなものかは適当に察して欲しいが)音楽性であり、このブログで紹介する盤と比較した場合に面白くないといえば面白くない、しかしそれは概念に基づくものであって、曲の構成などにBlack Mountain流が見られないというわけではない、しかし最近思うのだが、この手の音楽の対象とする層はどこになるのだろうか、子どもには渋すぎるし、若者にはファッショナブルでない、大人には若すぎる、難しい問題だ