Oneida : Nice / Splittin' Peaches
ARTIST / Oneida
TITLE / Nice / Splittin' Peaches
LABEL / ace fu records
DATE / 2004
TITLE / Nice / Splittin' Peaches
LABEL / ace fu records
DATE / 2004
てっきりjagjaguwar専属と思っていたのですが、実はace fuからしれっとリリースしてたりもするOneida、全4曲23分程度のEPです、これまでjagjaguwarから出た2枚の盤(参考:12)を紹介しましたが、作風に変化が見られます、時期的にもこちらのほうが新しいですので現在のOneidaの像はこちらが近いのでしょうか、それまで脇であるかないか程度であったボーカルに大きな比重が置かれるようになっていることがひとつ、また反復し続けるというサウンドは保たれているのですが、楽器に多様さが生まれ前作に比べれれば非常に落ち着いた印象を与えているような気がする、もっとも作風を保存しているのは14分に呼ぶ4曲目でしょう、この曲では洗練された形でOneidaの衝動というモノが凝縮されているように感じました、ボーカルの役割はただサイケデリック音空間を作り出す逆回転的なうめきき声になるとともに、緩やかな貧乏ゆすりのように叩かれるドラムとギター、いいんじゃないでしょうか、ジャーマンな、ともすれば誤解された感情を感じる、フリージャズ系The Little Huey Big BandのメンバCharles Watersがサックスで参加してたりします、マスタリングはSufjan Stevensの'Illinoi'をはじめ多種多様な仕事でマスタリングを行うAlan Douchesでお届け、まあもう少し見て行きましょう