Point Line Plane : Smoke Signals
ARTIST / Point Line Plane
TITLE / Smoke Signals
LABEL / skin graft records
DATE / 2004
TITLE / Smoke Signals
LABEL / skin graft records
DATE / 2004
temporary residenceなどからリリースのあるNice Nice、kill rock stars/5 rue chirstine系のThe Planet Theといった人々に感謝を捧げている、ローファイでやんちゃな感じが容易に想像される、E*Rockがアートワークを担当している、というのもSupersprite(Lサイド参照)ことHoward Gillamのメンバが混じっているからであろう、正式メンバか不明、この盤から最近のskin graftにおける関係を読むことができるだろう、かつてはシカゴにおいて表舞台には出ないように感じられたskin graftが現在はどのように展開するのかというのは注目すべきところである、この盤は一応2ndらしいが1stからのメンバはJoshua BlanchardとNathan Carsonという二人である、前者はキーボードとボーカル、そしてThe Sensualistsのメンバでもある、この辺からもaudio dregsとのつながりが強く見えるな、後者はドラムとムーグ、そしてGillamはシンセ関係をやります、かなり変わった構成となっており、最近のアメリカインディにおけるロックの基本構成とされていたものを逸脱する傾向にこのバンドも含まれていると見てよい、ドラムが電子の旋律を動きますので変わった物となっている、シンセを取り入れ始めた80年代ニューウェーブに特長的なサウンドと考えることができるかもしれない、おそらくその筋の影響も強いと想像される、これが今のskin graftかと考えるとやや時流に乗りすぎという印象も受けるが、非常に質は高い作品となっていると思う、斬新さも確保されている、頑張って歴史に残って欲しい、てか毎度のことながら30分ちょっとという短さが悲しい