Giant Sand : Chore Of Enchantment
ARTIST / Giant Sand
TITLE / Chore Of Enchantment
LABEL / thrill jockey
DATE / 2000
TITLE / Chore Of Enchantment
LABEL / thrill jockey
DATE / 2000
意外にもその活動は80年代にさかのぼる、89年にhomesteadからリリースがあるのが個人的に好感が持てる、というかGiant Sandがそれほどキャリアが長いとは知りませんでした、現在はほぼ解散状態である気もしないではないが、ボーカル兼ギターやピアノのHowe Gelb、ベースのJoey Burns、ドラムのJohn Convertinoの3組からなっている、セルフプロデでお届け、Gelbは06年にソロの新譜をthrill jockeyからリリースしています、Joey BurnsとJohn Convertinoは個人的に評価の高いCalexico(参考:1)で現在は頑張っている、ほんまかどうか知らんが元ミッシェル・ガン・エレファンとのチバさんがこの盤をオススメしているそうです、デザート・ロックというなんだかよく分からない呼称で呼ばれていますが、90年代のオルタナティブというややひねた態度を保ちながらカントリーを実践するということだろう、Wilcoと違うのは音響的意識をそれほど押し出さず、そしてヒロイックさではなくむしろ小品を好む傾向にあるということか、ボーカルの声ではなく入れ方がLou Reedみたいやなと勝手に思う、というか時代を感じさせる最近では奇妙なリバーブが用いられている、あえてこじんまりとした印象であることを拭い去る必要はないが、細部にセンスが光るつくりになっていますので楽しめる事は保証される、買ってもよいと思う