V.A : Sounds Of The Geographically Challenged
ARTIST / V.A
TITLE / Sounds Of The Geographically Challenged
LABEL / temporary residence
DATE / 1998
TITLE / Sounds Of The Geographically Challenged
LABEL / temporary residence
DATE / 1998
久しぶりのtemporary residenceはコンピです、最近は精力的にSleeping Peopleなどを押し出しつつHoward Hello、Tarentel、Cex(参考1)などの実力者たちをばら撒いています、そんな現在走っているレーベルの初期コンピ、1曲目はRodanのTara Jane O'NeilのバンドThe Retsin Good Times Bandから始まります、そして4AD系のLiquorice、secretly canadianを中心に活動するSongs: Ohia、Callaのリミックス盤'Custom'に参加していたDan MatzのバンドWindsor For The Derby、現在はSlint(参考12)に所属したBrian McMahanとPapa MことDavid Pajo(参考1)に加えTortoiseのDouglas McCombsとJohn Herndonという豪華メンバによるThe For Carnation(この時期はBrian MahamとSlintのBritt Walfordにもう一人加えた3ピースやったみたいやな)はこの盤でもっとも永井10分強のザラッとしたライブ録音を聞かせてくれます、さらにはJune Of 44のSean MeadowsとRodanのTara Jane O'NeilがいるThe Sonora Pine、Halifax Pier(参考1)といったバンドが参加しています、それ以外は本当に現在は露出の少ないと思われるバンドですね、WinoというルイビルのバンドはAlbini的匂いがしますし、Continental OPという片(々)は非常にダブっぽいです、というかどうもこのContinental OPというのはDavid PajpとWill Oldhamのユニットみたいですね、Drona Parvaさんはエレクトロニクスを聞かせたドローンですし、色々幅を利かせている、ややごちゃごちゃしてきましたが、このコンピは当初各限定1000枚の12インチのシリーズとして出ていたものをコンパイルしたという貴重な音源集みたいですから、内容が素敵なのはもちろんなのですが、ごちゃごちゃした中に強いつながりで結ばれたアメリカの若者たちの熱気が伝わってくるようです、今では現役から退いて行方知らずの方々もいるそうですが、この仮宿に集まった人たちは永遠なのかもしれません