Love Child : Okay?

ARTIST / Love Child
TITLE / Okay?
LABEL / homestead
DATE / 1991

全21曲、細切れのような小品が展開される、そうこの傾向は当時のニューヨークの傾向、no waveやらパンクやらの流れを引きずる若者たちが、あるもんはジャンクへある者はローファイへと展開させていく、個人的にもっとも注目しているのが90年代初頭のhomesteadを中心とする動向なわけです、掘ればたくさんの現在のシーンを作っているひとたちの若気の至りが出てくるのが楽しい、でLove Childで出てくるのはその後Run Onというバンドを組み、現在ではニューヨークインプロギタリストの大御所にちかい存在であるAlan Lichtなんですよね、Loren Mazzacane ConnorsやDJ Spooky That Subliminal Kid(参照１、２、３)、Sonic YouthのLee Ranaldo、William Hooker(参考１) との競作・共演など、ニューヨーク・シーンでは欠かせない感じの人たちとわしゃわしゃやっているのですね、そんなLichtさんも「行っけー」というようなプチ・パンクな時代もあったということです、非常にシンプルな音と構成は聞いてると以外に心に響く作品ばかりです、もろSex Pistolsなパンク文法の曲からメロウな歌ものまで大変興味深い盤となっています、