Mercury Rev : See You On The Other Side
ARTIST / Mercury Rev
TITLE / See You On The Other Side
LABEL / work
DATE / 1995
TITLE / See You On The Other Side
LABEL / work
DATE / 1995
2062。過去盤レビュー。以前紹介した盤"All Is Dream"。とくに評判がよいわけでもないMercury Revの3rd。プロデはDave Fridmannほか。何でこれ買ったのか全然覚えてない。何に惹かれたのかなぁ。それまで中心だったボーカルのDavid Bakerが脱退して、心機一転スタートしたわけだけど、それまでどんなのやってたか知らないし、どうしようもない環境で、本作を印象している。M1から僕の知ってるMercury Revでしかなく、悪いとは言わないし、むしろ、好感が持てる夢見感を持っている。ただM2とかのやんちゃなやり方が、意外っちゃ意外で、これがもともとのバンドコンセプトなのかなあと思ったりする。いきなりボーカルが抜けて Jonathan Donahueさんが、ボーカルになったわけだけど、それがその後のバンドの方向性をうまく導いたのでしょう。それにしても、個人的な驚きとして、この盤多分かなり聴いてるっぽいなぁ。いつ買ったかも覚えてないのに。それぞれの曲を結構印象的に覚えてる。M3とか結構良いと思う。全体を通して悪意がない。音色も、きらきらな形容がふさわしい高音域が大切にされている。管楽器系の彩りである。この頃メンバーだったSuzanne Thorpeによるフルートやらホーンの手わざだろうか。ラストの曲がちょっとだれて、少もない印象を引きずるけど、何か意図があるのだろう。やっぱりイントロから引きのあるM3かな。この盤の白眉は。何で忘却のかなたに与えられていたのか、多少反省を促される程度に良い盤だと思う。ちなみに評判がよいのはOpus 40収録の4th"Deserter's Songs "。レコードで持ってる気がしないでもないけど、こちらも全然覚えてない。機会があれば、また。