V.A : B12 Records Archive Volume 5
ARTIST / B12
TITLE / B12 Records Archive Volume 5
LABEL / b12
DATE / 2009
TITLE / B12 Records Archive Volume 5
LABEL / b12
DATE / 2009
1831。シリーズ5作目。今回も2枚組。素晴らしさは変わらず。今回はディスク1にB12の別名義Redcellの曲とB12の未発表曲を2曲収録、そしてディスク2にはb12の秘蔵っ子Steve PicktonによるStasis名義の音源が7曲収められている。採用されたのは、1993年にRedcellとStasisがスプリット的にリリースした限定1500枚のアルバム"Redcell : Stasis"から6曲(ディスク1のM1M3M6とディスク2のM5-7)。そして1993年にリリースされた限定バイナル'Stasis'(ディスク2のM1-4)と'Redcell'(ディスク1のM2M4M5)も」突っ込まれていて、喜ばしい限りです。まず、ディスク1のM2M3M5が素晴らしい。M8の未発表曲も贅沢すぎる8分の大作だと思う。もはや他の追随を許さぬ叙情性と純粋さ。そしてStasisさんですが、当時どこまで有名だったのか、あるいは今はどのような位置にいるのか分かりませんが、レーベルカラーをキチンと踏襲して、透明感とフロア性をかねそろえたイズムでにやけることができる。といいつつ、まだ若かりし精神性に由来するのか、フロアへの誘惑に傾いているようにも思うけど。b12からのリリースを経て、その後はpeacefrogからリリースを重ねていたようなので、イギリスにおけるデトロイト的なもののの潮流にしっかりと乗ることができたのではないでしょうか。90年代初頭、イギリスのフロアがアメリカの地下への憧れを隠しきれなかった時代。その今思えば少々こっぱずしいかもしれない思い出とともに生きた素敵な音楽たちが、本作にも詰まっている。