Colossamite : All Lingo's Clamor
ARTIST / Colossamite
TITLE /All Lingo's Clamor
LABEL / skin graft
DATE / 1997
TITLE /All Lingo's Clamor
LABEL / skin graft
DATE / 1997
1713。ひそかに好きなレーベルskin graft。自制心を働かせても、ついついレーベル買いしちゃいました。誰やねんColossamite。クレジットによれば、Chad Popple(ドラム)、Ed Rodriguez(ギター)、John Dieterich(ギター)、Nick Sakes(ギター、ボーカル)という布陣。確実にベースが鳴っているので、誰かがベースなんだろう。DieterichさんはDeerhoofで、Nick SakesさんはDazzling Killmenのメンバでした。本作はそんな彼らのデビューEPです。全編に漂うノイズ・ロック感覚は、このレーベル好みの仕上がり。不穏なギターフレーズと、シャウトに近いボーカルに僕個人も好感を覚える。荒くれたちの音楽、ささくれ立った音楽。是非Albini先生に手がけてもらいたかった。本作を含めてたった3枚の盤をリリースし、2年ほどで解散してしまった短命バンドですが、それでもまったく若手感を出さない完成した歪みを提示しています。エロいやん。ベテランの味とさえいえる。解散後、Sakesさんを除く3人はGorge Trioを結成し、skin graftから新譜を出しています(参考)。移り変わりの速いこの時代において、人は出会いと別れを繰り返していくのね。