Pixies : Surfer Rosa
ARTIST / Pixies
TITLE / Surfer Rosa
LABEL / 4ad
DATE / 1988
TITLE / Surfer Rosa
LABEL / 4ad
DATE / 1988
1661。Lサイドによるレビューはこちら。以前紹介した盤"Live In Amherst, MA - 11.30.04 "。Pixiesの1st。復活して旺盛なライブ活動を続けているというのも記憶に新しいところ。2009年はいろいろとリリースもありました。本作は、Albini先生が手がけた盤の中でも、比較的認知度が高い名盤。ベースの音も、ドラムの音も、ギターの音も、ボーカルの入れ方も、なんとも先生ごのみな手触り。面子は、Black Francis(ボーカル、ギター)、David Lovering(ドラム)、Mrs John Murphy=Kim Deal(ベース、ボーカル)、Joey Santiago(リード・ギター)という布陣。それにしてもBlack Francisはかっこ良い曲を書く。90年代の下地を準備し、今でも走り続けているSonic Youthと違って、Pixiesは、それを食べやすくパイ包みにしている点で重要なのだと思う。確かにノイジーな音作りをしているが、天性の旋律感覚が、それを前衛に押しとどめることを許さない。ポップスとしての強い情動が、その後のメインストリームへと雪崩れていく(あるいは押し上げられていく)オルタナティブ・ヒーローたちをとりこにしたのはなんら不思議はない。Pixiesの前には、マニアックなインテリではなく、時代に敏感なポップス・アニマルが手を振っているのだ。それにしても、面白いもので、名盤とはかくもまだまだ存在しているのだな。もはや手を出すには遅すぎるわけだが。