Biosphere : Dropsonde
ARTIST / Biosphere
TITLE / Dropsonde
LABEL / touch / beatservice
DATE / 2006
TITLE / Dropsonde
LABEL / touch / beatservice
DATE / 2006
1483。myspace。ノルウェー出身。85年から90年までBel Cantoというユニットで活動し、91年から本名義で頑張っているGeir Jenssenです。R & Sの下部レーベルであり、Aphex Twinが"Selected Ambient Works 85-92"をリリースしたことでも知られるappoloを中心に盤を発表、そのほかにもrune grammofonからリリースしたりもしている。近年は地元レーベルbeatserviceや本作をリリースしたtouchを中心に枚数を重ねている模様。本作はそおんなtouchからの5枚目の盤にあたる。Biosphereのキャリアにおいては、それまではアンビエントを主体としていたのに対し、今回はジャズが少なからず意識されているらしい。なので本作からBiosphereの全体像を推し量ることはできないみたいです。しかしながら、少なくとも本作に限れば、かなり聴かせます。touchの癖に生意気な、という感じです。ネット上の評判を見ていると、日本でも決行紹介されているし、評価も高いです。そこまで露骨に日本人受けするとは思いませんけど、マイルドで、堅苦しくなく、無茶もしませんし、参照されるジャズという根幹(本当にうっすらとした程度)がありますから、安心感があるんだと想像される。不穏なように見えて、きっちりと構造化されているところがミソなのでしょう。touchが受ける音楽を作ったという意味を踏まえてもいい盤なんではないでしょうか。