Alex Delivery : Star Destroyer
ARTIST / Alex Delivery
TITLE / Star Destroyer
LABEL / jagjaguwar
DATE / 2007
TITLE / Star Destroyer
LABEL / jagjaguwar
DATE / 2007
1391。myspace。ニューヨークはブルックリンを拠点に活動する5人組バンド。なんだかんだいってもブルックリンはいろんなタマを持っている街ですね。本作はデビュー作かそこらへんの盤ですが、レーベル側のあおりかたが半端じゃないです。FaustないしCanをArthur Russellと混ぜた感じだそうです。Terry RileyやDead C(参考:1)にも言及してる。つまりはクラウトにディスコりながら飛沫的ミニマルをノイズるバンド、ということで了解できるそうです。嘘付け。全然違いますよ。てか最終的には「Alex Delivery does not sound like anything you've heard before.」といってますからね。まあそれも怪しいところですが。たしかに聴いているとところどころに、偉大なる先達に関する言及を沿わせることもできるかもしれない箇所はあります。ああ、この部分に関していってるのかしらんらん、という。やや大仰なサウンドメイキングで、がちゃつきが目立つ上に、リバーブ演出が個人的に嫌いな感じです。困ったちゃんです。しかしこのように感じてしまうのもハードルを飛べないほどアップしてるからです。僕には戦略ミスに感じます。しかしごって若手(だろう)やのに、ここまで壮大に音を作り上げ、自分たちを演出しようとしているところは世界中の若手たちが見習わなければならないと思います。大物になりそうな風格があります。最終的にはどれだけ洗練されていくかなのでしょう。jagjaguwarは本当にたくみに点を押えている感じです。3rdあたりの盤は名作になるのではないか。Albini録音とかでオーダー。