Gate : The Dew Line
ARTIST / Gate
TITLE / The Dew Line
LABEL / table of the elements
DATE / 1994
TITLE / The Dew Line
LABEL / table of the elements
DATE / 1994
Michael Morleyというかたによる気まぐれなソロ・プロジェクト、MorleyはLee Ranaldoなどと交流しているが、ニュージランド出身の3人組によるThe Dead Cというバンドで80年代後半から積極的に活動している、Sonic Youthがキュレータを勤めたAll Tomorrow's Partyにも参加していたのが思い出されるだろう、大体そのような経歴とtable of the elementsという組み合わせからあらかた音は想像つきそうなものである、やや前衛でありながらローファイを経験したギターというところか、基本的にギターで穏やかに重ねられたノイズよりの音によってサウンド・スケープが作り出されている、ダウナーなエフェクトはなんとなく時代を映し出す感傷を作り出し、それに乗せられるなんとも不良崩れな歌い手も全体とうまく折り合いをつけ一体化し、十全な調和を実現しているようだ、この盤をなぜtable of the elementsがリリースしたのかはよくわかっていないけれども、atavistic同様に主としてアメリカのかけがえのない音楽文化をアーカイブしていくtable of the elementsだけに、さすがの渋さである、とかいいながらこの盤がリイシューなのか新譜なのかよくわかっていないのだが