Lydia Lunch : Universal Infiltrators
ARTIST / Lydia Lunch
TITLE / Universal Infiltrators
LABEL / atavistic
DATE / 1996
TITLE / Universal Infiltrators
LABEL / atavistic
DATE / 1996
1294。ニューヨークのノーウェーブシーンをTeenage Jesus And The Jerksのなかで駆け抜けた女性は、シーンを常に刺激的にすることに努力しているように見えます。このレビューでも取り上げることが多くなっていたLydia Lunchは、atavisticに何枚も音源を残しているので今後も僕自身向き合って行かなければいけない対象なのです。あくまで個人的にだが。1994年6月2日にライブ録音された音源。全1曲で42分の内容。スポークンワードですが、聞き取りやすい英語で意外と聞き取りやすいかもしれません。後ろではシンセでドローン演出をし、悲痛な(と感じられる)Lunchによるファッキンファッキンな叫びは本当に切実に響くこと間違いなしです。しかしこれは単なる扇情的な女性として聴く以外に楽しむ方法は残っているでしょうか。残っていないでしょう。となると、これを積極的に推奨する観点としてはその手のものが好きかどうかということになる。まあ僕の予想では、この盤を聴いて単純によいと感じられる奇特な人は少ないと思います。atavistic側の歴史探訪マーケティングは本当にいろいろなものが出てきて面白い。あまりにもファッキンな状況なので眠くなっちゃったよ僕。