V.A : Plague Songs

ARTIST / V.A
TITLE / Plague Songs
LABEL / 4AD
DATE / 2006

1197。イギリスの現代アート推進組織であるArtengelというところと4ADが組んでリリースしたコンピ。旧約聖書の〈10の災い〉をテーマに対して各ミュージシャンが書き下ろしで曲を提供。Saturday Nigth Liveを手がけたHal Wilnerという音楽監督が中心となっているようですが。2006年9月にThe Margate Exodusというイベントが行われたみたいですね。出エジプトをなぞらえたイベントらしい。正直この時点でついていけない部分もあります。収録されている作家も知らない人たちばかりです。多分何らかの形でハイ・アートにコミットしているメジャー系ミュージシャンなんだとは思いますが。この盤を買ったたったひとつの動機は、M4のBrian Eno とRobert Wyattのコラボ作です。是もとりおろしですか。すごいですね。知らない人ばかりですが、ヒップホップから電子な歌ものまで幅が広く、それぞれが高品質なポップ・ミュージックに仕上がっているところは評価すべきでしょう。Rufus WainwrightやImogen Heapという人がアマゾンレビューを見る限り有名みたいです。ところで、この盤は日本盤もリリースされており、売れたのかと疑問符が目に浮かぶものとなっています。結構いろいろ巻き込んで展開したようですが、正直触れるとは思いませんでした。実は意外と売れたとか？