Bisk : Time
ARTIST / Bisk
TITLE / Time
LABEL / sub rosa
DATE / 1996
TITLE / Time
LABEL / sub rosa
DATE / 1996
1146。以前紹介した盤"Ticklish Matters"。ちょっと知ってる音楽好きのイスラエルの方がsub rosaのことを知ってるとおっしゃって、そこで例に出てきた作家はBiskでした。彼はBiskを相当かっているようでしたが、日本人であるNaohiro Fujikawaのプロジェクトということで、僕に気を使ったのかもしれません。そのとき僕はといえば、Biskってあまりよい印象がないなどといったわけです。実際そう思っていた。けれども先述した盤のレビューなんぞを見てみると、意外と高評価に語っていることがわかる。正直今回の盤に関しても意外と悪くないということがわかる。Aphex Twinまではいかないが、そのような同時代の風に反応していたということがM2などから嗅ぎ取れないではない。なるほど、と僕は思う。たしかにビートの刻み方など、随所に神経がわたっている。90年代中盤のクオリティとしては高いといわざるをえない、ようきがする。M3後半なんかもそうだな。なるほど、誇るべき日本人挑戦者というわけか。この盤はおそらく1stであり、鳴り物入りといった言葉がよく似合う作品となっている。この盤も廃盤なのかなんかは知らんが、現時点ではアマゾンで明らかに不適正な価格で出品されています。注意しましょう。さてBiskさん、誤解していてすいませんでした。最近はあまり活動状況をききませんが、何をしているのでしょうか。2000年以降の群雄割拠状況、たしかにいきにくくなったかもしれませんが、またひとつパチキかましたってください。