Freakwater : End Time
ARTIST / Freakwater
TITLE / End Time
LABEL / thrill jockey
DATE / 1999
TITLE / End Time
LABEL / thrill jockey
DATE / 1999
2043。過去盤レビュー。かつて、thrill jockeyというだけで盤を買っている時期がありました。89年にデビューして以来、細々とオルタナ・カントリーを鳴らしてきたバンドFreakwater。Catherine Ann Irwin、 David Wayne Gay、そしてEleventh Dream DayのJanet Beveridge Beanらを中心として、適当に周りを固めてやっているようです。ドラムには、一時期Gang Of Fourに参加したMekonsのSteve Gouldingであったりと。ジャケは中古CD屋でよくみるでしょう。結構たたき売られている。なかなかはけないのでしょうね。内容もカントリーというだけあって、やっぱり渋いんですよ。女性ボーカルもCarol Kingになりきれないキャラメルみたいなねっとり感で、おなかいっぱいになる。正直よく分からないですし。カントリーの形式性ってやつは。Wilcoも、オルカンといわれてたけど、カントリーは風味程度になって、お子様感によって僕なんかにも分かるようになったわけで。制限されている美しさ、過去にとらわれている美しさというのはよく分かるし、そこに魅力がある場合ってのは多々あるのだけれども、Freakwaterは久しぶりに聴いても、やっぱり結局ああこれがカントリーと呼ばれるものなのだなぁ深遠だなぁという感想しか抱くことができない。俺はまだまだ子どもで、アメリカの魂には触れることはできない。どうしようもない子どもで。