Mice Parade : Collaborations
ARTIST / Mice Parade
TITLE / Collaborations
LABEL / after hours
DATE / 2000
TITLE / Collaborations
LABEL / after hours
DATE / 2000
after hours独自企画なのだろうか、よくわからんが、驚愕のスキルで多くの楽器を一人でこなしてしまうAdam Pierceのソロ・プロジェクトであるMice Paradeだが最近はちょっと前ほどひっきりなしに名前があがるという事もなくなってきて、凡百のインスト・バンドの盤を聞くよりも断然こっちだろうと個人的に思っているのですがどうでしょう、この盤はタイトルどおりに全5曲をそれぞれゲストを迎えて製作されたものでこのブログで紹介している音楽を好きな人ならば結構豪勢であると感じるのではないでしょうか、M1は自身も絡んでいるHim、アコギの爪弾きを主軸に添えた非常に簡素な構成ですが尋常じゃない隠されたグルーブで一聴単調に聞こえる10分強も飽きが来ない、M2はPullmanのメンバCurtis Harvey、M1と流れは同じであるがギターもダイナミックさを増し清廉さが際立つ、終盤は歌まで混入してくる、M3はAki TsuyukoとNobukazu Takemuraという日本の代表的なエレクトロニクス使いを迎えている、個人的に以外なのはMaice Paradeのある種極端な反エレクトロニクス傾向とかみ合うのかというところであるが、まあやっていることはあたかも電子を混ぜているかのような擬似的手法であるから親和性は高い、M4M5はリミックスだがJim O'RourkeとNobukazu Takamuraです、個人的にO'Rourkeとの絡みは意外な感じがするが、現場での共演という事ではないのでまあ残念といえば残念である、5曲だが尺は長く、かけっぱなしでも心地よく良盤ですね